最後の一葉
【作者】エコ

病弱な幸子は、
病室の窓から
見える木の葉が
落ちていくの
を見て
『あの木の葉が
全部落ちると
私も死ぬのね。』
と、つぶやく

幸子の病状は
ますます
悪化して行く

恋人の五郎は
その木に造花の
葉をたくさん
付けました。

本当の葉は
あと1枚

そのとき
神様が
現れました。

五郎は、
この造花を
本物にしてくれ
と頼みました。

すると
造花だった葉が
本物の葉になり
ました。

でも幸子は
死んでしまい
ました。

それから
数年たって
五郎も事故で
死んだのです。

天国で二人は
再会しました。

すると
幸子は、
なんで、神様に
病気を治してと
頼まなかったの
と怒っています。

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